声優養成所は厳しい方がいいって本当？ ついていけなくなる理由3選

アニメ人気にともない人気上昇中の職業である声優。

声優になりたいと、声優養成所への入所を考えている方も多いでしょう。

声優養成所はたくさんあって、中には厳しいと有名な養成所も。

という不安になる方も多くいます。

そこで今回のテーマ、声優養成所は厳しい方がいいって本当？ついていけなくなる理由3選を解説します。

これから声優養成所に通う予定の方はぜひ参考にしてくださいね。

声優養成所は厳しい方がいいって本当？

結論から述べると、声優養成所は厳しい方がいいです。

でもなぜ声優養成所は厳しい方がいいのか、それにはきちんと理由があります。

声優養成所は厳しい方がいい理由は次の3つ。

くわしく見ていきます。

厳しい声優業界で生き残るため

声優業界はとても厳しい世界です。

声優デビューできるチャンスも多くはありません。

また声優としてデビューできても、声優だけで生活できるようになるのはほんの一握りの人だけ。

そんな厳しい声優業界で生き残るためにプロ声優となった後も生き残っていけるよう、確かな技術と精神面を鍛える意味で、養成所は厳しい方がいいのです。

いざ声優になった時、厳しい現場に入ることになる可能性も十分にあります。

そんな時でも厳しい環境で学んできた人は、養成所と実際の現場とのギャップに心が折れることもないでしょう。

継続できる人とできない人を判別できる

声優業界に限らず、どの業界でも長く働ける人が求められます。

声優として活動し始めてもすぐに辞めてしまうような人材だと仕事を依頼する側も、プロダクション側も困るからです。

厳しい養成所だと、ある程度のふるいにかけられることとなります。

厳しい指導を受けても諦めずに続けられるか、もしくは途中で挫折してしまうか。

声優養成所時代に業界の厳しさに触れて、自分には向いていないと判断できれば諦めて別の道を探すのも一つ。

中途半端に優しく指導されて、いざプロ声優となったとしても、よほど現場に恵まれない限り継続していくのは難しいでしょう。

意識を高く保つため

声優養成所の中には、仲間と和気あいあいと授業を受ける養成所もあります。

それぞれの声優養成所の指導方針があるので、それが悪いとは言い切れません。

しかし、声優養成所はあくまで声優になるために通う場所。

楽しく学びたいと思う方も多いでしょうが、楽しさばかり追求すると意識が低くなってしまうことも。

厳しい声優養成所であれば妥協は許されず、常に高い意識を求められます。

結果としてその高い意識が自分の成長につながるのです。

厳しい声優養成所についていけなくなる理由3選

厳しい声優養成所がいいのはわかったけど、厳しい声優養成所だとついていけるか不安という方も多いでしょう。

厳しい声優養成所についていけなくなる理由3選を紹介します。

くわしく見ていきます。

周りとの実力差を実感する

厳しい養成所には、意識の高い人が集まります。

厳しい養成所でしっかり指導を受けて実力をつけたいと思う方がほとんどでしょう。

子役経験者や舞台経験者など既に経験のある人も中にはいます。

そんな人たちと一緒に授業を受けるとなると、どうしても実力差を実感してしまう場面があります。

声優養成所によっては初心者と経験者でクラスが分かれていることもあります。

初心者向けのクラスといっても意識の高い人たちが集まるので、しっかり身についている人と身についていない人の差がハッキリ。

周りの実力と自分の実力を比べてついていけないと感じ、落ち込んでしまうことも。

モチベーションが保てない

声優という仕事にはオーディションがつきもの。

声優養成所でもオーディションが頻繁に開催され、プロダクション所属を目指しチャレンジします。

誰でも参加できるオーディションもあれば、選ばれた人しか受けられないオーディションも。

オーディションを受けても落ち続けるということもよくあります。

認めてもらえないとなるとモチベーションを保ち続けるのが難しくなってしまい、挫折してしまうことも。

声優養成所の中には、そもそも入所自体が厳しいところも珍しくありません。

自分が希望する養成所になかなか合格できず、自信を失ってしまうという場合も。

昇級テストに合格できない

声優養成所の中には、昇級テスト制度を取り入れているところもあります。

毎月～1年程度で行われる、一段階上のクラスへの昇級をかけての昇級テスト。

この昇級テストに合格できず、なかなか次のステップに進めない方もいます。

周りがどんどんステップアップしていく中で、自分だけ止まったままとなると心が折れてしまうことも。

声優養成所は半年～2年が通所期間となるので、その間で昇級できないとなるととても焦ってしまいます。

厳しい養成所だと、昇級テストに合格できなかった時点で退所となるところも。

通所期間を延期できる養成所もありますが、延期するには気持ちを強く持つのと経済面での覚悟が必要となります。

厳しい声優養成所を選ぶ際のポイント

厳しい声優養成所と言っても、「厳しい」のポイントは人によって異なります。

講師の指導やカリキュラムが厳しいのか、そもそも入所自体厳しいのか、など厳しいにも様々な種類があります。

厳しいけどしっかり成長できる養成所に通いたいと思っても、どう選んだらいいか迷いますよね。

そこで、厳しい声優養成所を選ぶ際のポイントをいくつか紹介します。

厳しい声優養成所を選ぶ際のポイントは次の3つ。

くわしく見ていきます。

意味のある厳しさかどうか

厳しいといっても、ただ怒鳴るだけや人間性を否定するなどの厳しさは、意味のある厳しさとは言えません。

昔に比べ、理不尽に厳しくする養成所は減ってきていますが、表には出ていないだけで完全に消失はしていないでしょう。

生徒が成長するための、意味のある厳しさかどうかが重要。

ただ入所するまではどんな指導を行う養成所かは、なかなかわかりません。

無料体験レッスンを実施している養成所であれば積極的に参加してみましょう。

また、口コミや実際に通っている方の声などを参考に、自分に合っているかどうか考えてみましょう。

学ぶ期間の長さ

声優養成所によって学ぶ期間の長さが異なります。

短い期間だと半年、長いと3年程度。

短い期間で学ぶとなるとどうしても短期集中型となり、詰め込む授業になる可能性が高いです。

詰め込む授業となると短い期間で声優デビューを目指すことになるので、当然カリキュラムも厳しくなるでしょう。

半年と3年では学費も大きく変わってきますし、費やす時間も大きく異なります。

厳しい養成所を選択したいけど、時間をかけてスキルを磨きたいという方もいるので、各養成所が公表しているカリキュラムなどを確認しましょう。

初心者向けのクラスがあるか

声優養成所にはクラス分けがされているところがあります。

初心者向けのクラスから経験者向けのクラスまで様々。

厳しい養成所となると初心者向けのクラスがない場合も。

初心者向けとは書かれていなくとも、入所する人が経験者ばかりだとスタートから差が出てしまいます。

基礎からしっかり学びたいという方は、希望する声優養成所に初心者向けクラスがあるかどうかをチェックしましょう。

おすすめは総合学園ヒューマンアカデミー

どにかく声優になりたい！厳しくてもいい！という方におすすめなのが、ヒューマンアカデミー。

忙しい人にもうれしい夜間・週末講座も開催。

プロから学べるだけでなく、学内オーディションも多く、声優になるためのチャンスも多いのが特徴です。

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まとめ

声優になる近道だからと言って、安易に声優養成所を決めるのは間違い。

声優養成所によって指導方針やカリキュラムなどが大きく異なります。

入所してから、こんなはずじゃなかったとならないように事前にしっかりチェックしておきましょう。

無料体験レッスンなども開催されているので、実際の養成所の雰囲気などを感じて自分に合うかどうか判断するのもおすすめです。