「いろんな演技ができる声優になりたい!」
「声のバリエーションを増やしたい!」
声優を目指すからには、自分の「強み」を見つけて鍛えたいものです。
ロリータ、ハスキー、イケメンと色々なボイスがありますよね。
中でもセクシーボイスは、難しいと感じるのではないでしょうか?
大人の魅力たっぷりのセクシーボイスが出せれば、演技の幅はうんと広がるはず!
今回はそんなセクシーボイスを目指す方向けに、セクシーボイスの出し方を徹底解説しちゃいます!
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セクシーボイスってどんな声?
セクシーボイスとは、大人の色気があふれるお姉さん・お兄さんキャラの声のこと。
キャラクターの動きや表情に合わせて、ただセリフを言っているだけなのに、聞いている側がドキドキしてしまうような声・演技をしなければなりません。
例えば、ルパン三世でおなじみ「峰不二子」。
担当の声優さんは、増山江威子さん。
まさにセクシーボイスの代表と言っていいほど素晴らしい声優です。
現在では、メインキャラクターたちがルパン三世・次元大介以外は一新され、沢城みゆきさんが新しい峰不二子の声となりました。
彼女も負けず劣らずのセクシーボイス。
セクシーボイスの練習の際は、参考にしたい声優さんですね。
抑えておきたい!声に大事な3要素
声とは3要素からできています。
- 大きさ
- 高さ
- 声色
この3つです。
声優としても、後々歌を歌うということになっても、この3要素は外せないものとなってきます。もちろん、アニメ声、セクシー声、ハスキー声など声の種類にも関わらず影響します。
声が出るシステムにのっとって、この3要素について説明していきましょう。
呼吸の仕方によって、声の大きさは変わってきます。肺から送られてくる息の量やスピードでコントロールできますが、肺活量はそんなに問題ではありません。
「いかに息を多く吹き込むか」ではなく、「いかに圧縮した声が出せるか」が関わってきます。
なるべく喉に力を入れず、リラックスした状態で出すことで、声帯がコントロールできます。基本的にあくびをしたときの喉の状態(喉が開いた状態)をイメージしてください。大きい声も小さい声も自在にコントロールできるようになりますよ。
肺から送られてきたこの空気が、声帯を振動させることによって高さが変わってきます。
声帯の振動数が少ないと低音が、多いと高音が出ます。つまり、低音の場合は振動が遅くなり、1秒間に振動する回数が少なくなります。一方、高音の場合は振動が早くなり、1秒間に振動する回数が増えるのです。
振動そのものが声の元となって、声色に影響してきます。
おそらく声色が一番わかりにくいのではないでしょうか?簡単に言うと、声の調子のことを言います。よく「猫なで声」などが文章中に出てきたりしますが、それも声色の一種です。
声色は、鼻や口の中付近で声の元が共鳴し、増幅されることで形成されます。
この3要素をうまくコントロールすることで、自由自在に様々な声を演出できるようになるのです。
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セクシーボイスの出し方を練習するときのポイントは1つ!
セクシーボイスといえば、やはり艶やかさや色気!
それを引き出すためには、「エッジボイス」を極めることが重要になってきます。
エッジボイスとは、喉に引っ掛ける軽い駆れた声のことです。ボーカルフライとも呼ばれます。「エッジ」とはぎりぎりの端のこと。具体的には、声帯を閉じて声を出すことです。
ものすごく低い声を出そうとしたとき、ホラー映画『呪怨』の伽椰子のようなガラガラとした声が出たことはありませんか?あれも一種のエッジボイスです。
喉の奥で「あ゛あ゛あ゛あ゛」と出すようなぶつぶつした音ですね。
最小の息で発声するために、少量の息で発声する感覚をつかむいい練習になります。
そんなエッジボイスの練習方法をご説明しましょう。コツを掴めばすぐにできるようになりますよ!
手順としてはこの流れです。
- 呼吸を意識する
- 息を止めたまま発声する
- 地声に戻す練習をする
- エッジボイスを使ってみる
まず、基本として呼吸が大切です。これはどんな発声方法でも共通していますね。身体の力を抜いて、全身からしっかり息を循環させるようにイメージしてみてください。
最初はエッジボイスのことは考えず、とにかくリラックス。落ち着いた呼吸を心掛けることが大切です。
その時の姿勢ですが、足を軽く骨盤の幅くらいに開きます。肩の力を抜いてだらーんとぶら下げてください。息を吸うときはおなかや胸が膨らみ、吐くときはおへそと背骨が近づく感覚を全身で感じてください。
慣れてきたら、息を吐いている途中で息をふっと強く引き込むように止めてみてください。
おそらく身体に力が入ってしまうと思いますので、常に力を抜くよう意識してみましょう。
吐いている途中で息をストップさせることで、声帯が閉じる感覚が良くわかると思います。
何度か繰り返すことで感覚を掴んでみてください。
呼吸の途中で息を止める感覚が身についてきたら、息を止めたまま発声する練習に移行しましょう。
息を止め、声帯を閉じたまま発声してみてください。ロングトーンではなく、「あ゛・あ゛・あ゛・あ゛」と音を句切り、一音一音を独立させるようにします。イメージはやっぱり伽椰子です。
絶対に身体に力をいれないでください!!力んでしまうと、いつまでも感覚がつかめなくなってしまいます。
エッジボイスができるようになったら、地声に戻す練習をしてみましょう。
「あ゛・あ゛・あ゛・あ゛」という声から、普通の「あー」という発声へ徐々に戻していきます。まずはエッジボイス同様、細い息のままでいいので、じっくりやってみてください。戻すときもとにかく力まないように!
慣れてきたら、エッジボイスと普段の声を交互にやってみるといい練習になります。
練習してできるようになったら、喋る際、文章や単語の頭にエッジボイスを取り入れてみましょう。色っぽい独特な抑揚が生まれ、セクシーな声になります。
語尾に吐く息を少し多めにすると、さらに色っぽさが増しますよ!
まとめ
- セクシーボイスとは、大人の色気があふれるお姉さんキャラの声
- 声に大事なのは、大きさ、高さ、声色
- セクシーボイスのためにはエッジボイスを極めるべし
- エッジボイスの練習としては、呼吸を意識する、息を止めたまま発声する、地声に戻す練習をする
- 文章や単語の頭にエッジボイスを使う
- 語尾に吐く息を少し多めに入れる
セクシーボイスができれば、演技の幅は大きく広がります。次代の峰不二子も夢ではありません!
大人のお姉さんを目指し、今からトレーニングをしてみましょう!
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