あなたには、なりたい声、目指したい声優さんがいることでしょう。

「どうやって夢を目指せばいいかわからないから、とりあえず声マネから入ってみた!」
なんて方も多いはず。
それは小さいころに見たアニメのヒーローかもしれないし、両親が大好きだったアクション映画の吹き替えかもしれません。
そんな声マネですが、果たして本当に声優になるための練習になっているのでしょうか?
今回は、
- 声優になるためのやり方と練習法
- なりたい声を真似するためのコツ
について解説しますね。
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声マネは声優になるための練習に役立つ!メリット・デメリットを解説!
まず先に「声マネ」について詳しく知っていきましょう。
声マネは、その名の通り、好きなキャラの声を真似してみること。
よく小学生がマネをしようとセリフを暗記している事があります。
小さい頃、あなたもやったことがあるのではないでしょうか?
声マネは、声優になりたい!と思う子たちの「キッカケ」に近いものがありますよね。
だからこそ、声マネは声優になるための練習に大いに役立つんですよ。
声マネのメリット・デメリットについて解説していきますね。
声マネのメリット
- 声の幅が広がる
- 演技の引き出しが増やせる
- 耳が良くなる
声の幅が広がる
声の幅は、「声帯」を意識することで高い声、低い声を出し分けることができます。
喉周辺の筋肉に力をかけることで、高い声が。
逆に緩めることで低い声が出るんですよ。
人の構造的に、どちらかと言うと筋肉を引き締めるテクニックを鍛えることで高い声が出せるようになります。
声マネをする事で喉周辺の筋肉が鍛えられるわけです。
演技の引き出しが増やせる
自分が演じられる役柄の種類を増やせる可能性があります。
例えば、正義の味方は元気よくはきはきとした明るい声。
悪役は、どこか厭味ったらしいまたは怖い印象を与える声といった感じです。
大好きなキャラは、どんな役柄で、話し方・息遣いはどうかなど真似て覚えられます。
声優として働く時に役に立つ可能性は十分ありますし、経験となるので声マネはとても良い練習方法ですね。
耳が良くなる
声の音程や強弱といった抑揚を聞き取るテクニックが身につくという点で耳が良くなります。
セリフ一つでも声の強弱が違うだけで、聞いている相手に与える印象はかなり違ってきませんか。
プロが話すセリフを徹底的に研究することで、耳を鍛えらえるんですよ。
声マネのデメリット
- 二番煎じは売れない
- 自分の個性が埋没してしまう
- マネに向かない声もある
二番煎じは売れない
二番煎じとは、既にいる声優とまったくもって似た声、似た演技の事を指します。
ただ似せているだけでは、成長はできません。
やるなら徹底的に自分のスキルとして磨き上げましょう。
自分の個性が埋没してしまう
声マネはあくまでマネ。どうしようと本家本元にはかないません。
声マネを経て、自分にどう生かせるのか、個性を引き出せるのかを見つけることが大切です。
声マネは声優になるための練習です。
声を鍛えたり、演技の幅を広げたりすることができます。
自分を見つめ、個性を引き出すいいきっかけになるのが「声マネ」だと考えます。
マネに向かない声もある
声マネをする際、選ぶキャラクターには注意を。
例えば、ドラえもん。
大島信代さんの独特な「ダミ声」はなかなか出せるものではありません。
声優としてスキルを鍛え始めたばかりの方は避けたほうが無難です。
ダミ声はのどにダメージを与えてしまう事があるためです。
特徴が強すぎる声、話し方は選ばないようにしましょう。
なりたい声をマネするためのコツ
声マネをするコツは3つあります。
- 自分の声を知る
- 声マネは地声より高い声優をチョイス
- 繰り返し練習する
1つずつ解説していきますね。
1.自分の声を知る
まずは、自分の声がどんな声なのか、冷静に分析していくこと。
日本人は、普段から地声より高い余所行きの声で話していると言われています。
例えば、目上の人に挨拶をするとか、発表をする、電話で応対する時など。
心当たりのある方もいるでしょう。
なので、まずは地声を知る事が大事です。
2.声マネは地声より高い声優をチョイス
地声よりも高い声の声優を選んで、声マネの準備をしていきます。
目指すべき声優の仕事を徹底的に分析していきましょう。
演技のお勉強にもなりますね。
3.繰り返し練習する
どんな練習にも繰り返し行うことは大切。
闇雲に繰り返すのではなく、改善点を見つけて何度も声の出し方を見直していきましょう。
声優になるための声マネのやり方と練習法
ここからはいよいよ実践。
声マネのやり方と練習法について詳しく解説していきますね。
声マネのやり方
録音した自分の声と本家の声優の声を聴き比べ、違いを見つけながら練習を繰り返します。
その際、
- イントネーション
- 声の高さ
- 息の抜き方
など注意しましょう。
場面や心情によって、どう演技分けをしているのかプロの声に耳を傾けることを忘れずに。
声マネの練習法
- ボイスレコーダー
- メモができるもの(紙でもパソコンでもOK)
- 声優さんのセリフをメモして台本を作る
- ボイスレコーダーにセリフを録音する
- 聴き比べをして改善点を見つける
- ②に戻って繰り返し行う
1.声優さんのセリフをメモして台本を作る
ただ、セリフを入れるだけでなく、そのシーンの一連の流れを全て書き起こしましょう。
前後の状況、別のキャラクターのセリフを感じ取り、どう演技をしているのかを意識するのがポイントです。
2.ボイスレコーダーにセリフを録音する
①で作った台本を練習し、実際にボイスレコーダーに録音していきましょう。
スマホアプリにも録音機能があります。もっとこだわりたい人は専用の機器を使うと良いですね。
なぜ録音するかというと、自分の耳で聞く「声」は骨電動で聞こえてくるもの。
他人が聞いている声と異なっているからです。
3.聴き比べをして改善点を見つける
声優さんの声と自分の声を録音したものを聴き比べていきましょう。
意識すべきは前述した注意点のように、イントネーションや声の高さ、息の抜き方です。
プロの腕前を聞いて、やってみて改善点を見つけます。
4.②に戻って繰り返し行う
改善点を意識しながら練習したのち、再び自分でセリフを録音しましょう。
繰り返し行うことも大事ですが、時には仲間や家族の意見を聞いてみるのも〇。
自分では気づけなかったいい点、悪い点に気づけるので効率よく声マネの練習ができます。
ちょっと恥ずかしいですけどね。
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まとめ
- 声マネをすることによって、声の幅を広げ、演技の引き出しが増やせ、耳がよくなる
- 声マネをするときは、二番煎じは売れない、自分の個性が埋没してしまう可能性がある、マネに向かない声もあることを念頭にいれておく
- 練習の際は、自分の声を知る、声マネの準備をする、繰り返し練習する
今はYouTubeやTwitterなど、様々なところに自分の演技を投稿することが可能です。そういった機能を使って第三者の意見を聴きながら声マネをしてみることも一つの経験になるかと思います。
ぜひぜひ楽しみながら研究してみてください。
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