
声優の専門学校に通いたいけど実際にはどうなの・・・?
と気になるかたも多いのではないでしょうか?
今回は『大阪アニメーションカレッジ専門学校』に通っていた方にお話を聞きました。
声優専門学校を体験した方だからこそわかる内容をお届けします。
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大阪アニメーションカレッジ専門学校に通っていた30代女性

自己紹介をお願いします。
30代、女性です。
通っていたのは、大阪アニメーションカレッジ専門学校で、東京にもある専門学校です。
既に卒業済みですが、現在はフリーでクラウドワークスやYouTubeでのナレーション・声入れ依頼を受けています。
専門学校に通うきっかけは高校の演劇

専門学校に通うきっかけになったあなたのエピソードをおしえてください。
もともとは高校の頃に行った演劇がきっかけです。
部活動のような本格的なものではなく、当時選択科目の授業があり、中でも演劇は人気がなかったので希望すればすぐ入れる科目でした。
友人と同じクラスになりたかったのがきっかけで演劇に入り、その時に男女2:2の学園をテーマにした演劇をすることになり、そこから演技の道に入りました。
その舞台はちゃんとしたホールで上演をしたので、とてもやりがいがあったことを覚えています。
ただ私は舞台のような手元に台本がない芝居はあまり好きではなく、舞台よりはナレーションやキャラクターセリフの方に向かいました。
スクールに通うきっかけは、高校の時の進路相談で専門学校の方とお話をして、そのままオープンキャンパスへ参加しました。
当時は鋼の錬金術師の初期アニメが放送されている時期だったので、ハガレンに出演している声優の目の前でハガレンアニメのアテレコをするという、なかなかな体験をさせてもらいました。
結局気に入られた人が上にいく

養成所の闇と感じたことはなんでしょうか?
学校も養成所も、その上の所属に上がったとしても、イジメだったりイジメまでは行かなくとも意地の悪い方との人間関係などで悩むことは多いと思います。
声優に限らず、芝居をしている方・芸人・歌手、なんでもそうですが、私も含め表現者の人って変わった人が多いので、些細なことがきっかけで仲違いをしてしまったり、一方的に縁を切られてしまったり、いろいろあるかと思います。
離れてしまう分には「ご縁がなかったんだな」と割り切れますが、しばらくお付き合いをせざるを得ない人が相手だと厄介ですね。
私は業界の人間関係には恵まれましたが、専門学校の時は性格のキツい女性2人に目をつけられ、うち舞台の衣装担当だった1人からは衣装関連で色々と嫌がらせや非協力で自分だけ放置されるなどがありました。
あとは業界だと、闇ってほどではないですが、気に入られた者勝ちなところはあります。
実力があるとは思えないがお気に入りの方が上に上がる、逆に上手いのに落ちるなどよくあります。
入ってみないといろいろなことがわからない

大変だと感じたエピソードを教えてください。
専門学校しかり、養成所や事務所しかり、実際に入ってみないとどんなところか分からないことが大変に思います。
必ずどこも入所金が必要なので、ちょっとした習い事感覚ではあちこち入れませんし、オープンキャンパスと実際のレッスンは完全に別物なのでそこまで参考になりません。
オープンキャンパスは入所検討者が最優先なので、たくさん発言できますが、実際入学・入所後は一回のレッスンで発言するのはなかなか至難の業になってきます。
ここでもお気に入りの人と、そうでない人で随分と差が生まれる部分かと思います。
初めのうちに失敗をして、発言できない時期がしばらく続き、気づいたら退学・退所していた…という人もたくさん見てきました。
台本をもらった瞬間、一気に読み込んですぐに発言する瞬発力を鍛えるのが1番大変だったと記憶しています。
しっかり読み込んで、ふりがなもふって、自分で完璧に読める!という自信を持ってからやりたい派だったので苦労しました。
話しことば検定・アナウンス検定を取得できたのはメリット

声優養成所にいってよかったことを教えてください。
外郎売りを覚えられたことと、話しことば検定・アナウンス検定の資格を取ったので、何をするときにも割と役に立っています。
外郎売りは、私が現在電話対応を行う仕事をしているので、純粋に滑舌がいい・声がきれいで聞きやすい・自動音声かと思った、などとお客様からしょっちゅう言っていただいています。
外郎売りは一度覚えたらそう忘れないので、緊張したとき・トイレを我慢しているとき・大体5分を計りたいとき・カラオケのマイク音量の調整をしたいときなど、くだらないタイミングではありますが結構便利に使ってます。
資格については、履歴書に書くだけでほぼ100%「これってどんな資格なの?」と聞かれます。
2つとも、一般の方には馴染みのない資格ですので気になる方は多いですし、そのおかげで覚えていただきやすくなります。
それがきっかけで話が弾んだりするので、初対面の人と話すときにも話題として使えます。
あと資格なので自分に自信が持てます。
自身のレベルに合わせた専門学校・養成所選びを!

これから声優養成所に通おうと思っている方向けにやっておいたほうが良いことのアドバイスお願いします。
専門学校は通う必要はないと思います。
結局専門学校に通って、卒業後に直接どこかの事務所に所属する人間なんて学期で1人出ないレベルです。
ほとんどの人は途中で退学したり、卒業まで行っても養成所に入所するだけなので、専門学校に通う意味って正直全くないと思います。
同じ志を持った趣味の合う友達が欲しい、ということなら止めませんが、専門学校は馴れ合いの場です。
私は専門学校在籍中にゲーム系の仕事をいただいていましたが、それも学校あっせんではなく自分で外部からもぎ取ってきた仕事でした。
学校内でも仕事は紹介してくれますが、その専門学校のCMでガナリを撮るからとほぼガヤでスタジオに行ったり、といった程度のものでした。
どうせ養成所に通うことになるなら、初めから養成所スタートの方が断然いいです。
ただ養成所の中でもランクがあって、初心者でもOKのところ・経験者前提のところなどあるので、ご自身のレベルに合わせた養成所選びをしてみてください。
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総合学園ヒューマンアカデミー(全国)

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ヒューマンアカデミーは国内最大級規模の専門校で、声優レッスンができるのはパフォーミングアーツカレッジといいます。
数多くのプロダクションとパイプを持ち、沢山の卒業生を業界に送り出しています。
カリキュラムは業界を知り尽くした俳協の前理事長が監修。
さらに変化し続ける業界最前線のトレンドに合わせ、実践的なレッスンが行われています。
校舎は北海道から沖縄まで全国展開。
通いやすいのはもちろんのこと、リモートでのオーディション開催により東京にいなくても平等のチャンスをGETできますよ。
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代々木アニメーション学院(代アニ)は、アニメやゲームといったエンタメ界のプロを育てる実績ある専門校。
声優を目指したい方には声優タレント科があります。
特徴としては、学院総合プロデューサー秋元康さんを筆頭に、小室哲哉さん・つんく♂さん・指原莉乃さんがプロデューサーに就任。
これだけのヒットメーカーが揃っての次世代育成ですから期待が高まります。
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アミューズメントメディア総合学院(AMG)はゲームやイラスト、アニメ、マンガといった分野のプロを育てる専門校で、声優学科も設けられています。
大きな特徴は『産学共同・現場実践教育』をモットーに、独自のインターンシップを展開していること。
実はAMGグループ内には映画制作プロダクションやゲーム制作会社、そして声優事務所など様々な会社があり、それぞれの事業に学院の生徒を積極的に送りこんでいるのです。
AMGはクリエイティブな現場がすぐそこにある学院、と言うことができるでしょう。
まとめ
赤裸々にお話ありがとうございました。
実際は入ってみないとわからないポイントは多そうですが、まずはしっかり情報収集!
資料請求は無料なのでできる限り情報収集をやっていきましょう。
その他オープンキャンパスなども検討を。
声優になりたいと考えたら、自分に合った声優養成所をみつけ、プロの声優になる第一歩を踏み出しましょう!
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